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当事務所で扱った事例・実績

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日本で起業し、日米をマーケットとして展開している「WHILL(ウィール)」様は、行政書士柏崎法務事務所を活用し、就労ビザ(技術ビザ)を取得しました。同社のCTO(最高技術責任者)である福岡様にくわしくお話を伺いました。



(WHILL[ウィール]について)

2012年5月に東京で創業し、翌2013年には米国シリコンバレーに米国本社を設立したベンチャー企業。次世代パーソナルモビリティを製造・販売するために、ベンチャーキャピタルからの資金調達を中心に事業を展開中。従業員数9名は、日本・アメリカ・カナダ・台湾から構成されており、社内公用語は英語と日本語。

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■ エンジニアとしての知識と語学力のある即戦力を採用することで、事業を急拡大させたかった



― まったく新しい「次世代パーソナルモビリティ」の開発

福岡様)
WHILL は、東京とシリコンバレーに拠点を置くハードウェアスタートアップです。私たちはだれでもかっこ良く楽しく乗れる次世代パーソナルモビリティの研究・開発を日本で、プロトタイプ開発とセールス、メンテナンスを米国でおこなっています。

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― 即戦力として、台湾系カナダ人を採用

福岡様)
我々はスタートアップ企業ですから、必要なのは即戦力です。国籍は問いません。ジェームスのケースでいえば、彼から直接、応募のメールをもらいました。


ジェームス様)
私は台湾の出身ですが、その後カナダに移住しました。日本が好きで、高校のときから日本語を勉強していましたし、日本で働くのが夢でした。ニューヨーク・タイムズ紙で、偶然WHILLの記事をみつけました。自分のキャリアとも合っていますし、ぜひ働きたいと思い、メールを送りました。


福岡様)
当社では「日本人だから」「外国人だから」という区別はしていません。私たちのようなベンチャー企業は、複数の得意分野を持った人材が少数精鋭で集い、いくつかの業務を掛け持ちするのが一般的ですから、当社にとって必要なスキルを持つ優秀な人材であれば、国籍問わず採用しています。

その中にあってジェームスは、電気エンジニアとしての素晴らしい経歴もさることながら、その語学力(日本語、中国語、英語)を活かして膨大な数の部品調達を担当してもらっています。
そもそもエンジニアですから、なぜその部品が必要なのか?どういうスペックがいるのか?という基礎知識は申し分なく、目利きができるうえで部品調達をしてくれます。その点において、実に安心して部品調達を任しています。
ですから、単に語学ができればよいということではありません。


― ベンチャー企業は、スピードが命

福岡様)
部品の調達先は主に中国や台湾ですが、製品によっては欧米諸国から購入することもあります。その場合でもジェームスが3ヶ国語を駆使して対応してくれるので、価格や納期交渉を有利に進めてくれます。

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特に中国語圏においては、英語のメールも対応はしてくれますが、中国語で送ったメールのほうが、格段にレスポンスがいい。コミュニケーションが、納期や価格に与える影響は少なからずあります。価格もさることながら、納期も重要なポイントなのですが、大企業に比べ、製造の優先順位を下げられてしまう傾向にあります。当社のようなベンチャーとしてはスピードが命なところもあるので、そこで優先順位を下げられると時間ロスが発生してしまいます。



■ はじめての外国人採用で不安でしたので、「実績」を基準に選定しました




― 「検索表示されていれば、実績も多く安心だろう」と思い、問い合わせ


福岡様)
私たちはたった9人で世界初のまったく新しいビジネスを開発していますので、ビザ取得に時間をかける余裕はありません。ビザ取得は専門的ですし、なによりはじめての外国人採用です。

いったい、なにをどうしたらいいかもわかりません。時間をかけて調べて、手続きをして、結果的にビザが取れなかったとなったときのリスクは負いたくない。ならば、確実にビザを取得してくれる専門家に依頼するのが手っ取り早いと思っていました。

ですから、「確実にビザを取得してくれる専門家」をネットでさがしたのです。でも、実際どういうポイントで選べばよいかわかりませんでした。

ネット検索で上位表示された、いくつかの行政書士に問い合わせをしました。検索結果の2ページ目以降は見ていません。上位表示されていれば、相談件数や実績が多く、確実にビザが取得できるだろうと仮説を立てていました。

― 数字はウソをつかない。600件の実績で選んで正解でした


福岡様)
結果的に、その判断は正しかったと今回の依頼でよくわかりました。柏崎法務事務所ではこれまで600件もビザ申請を代行した実績があるとのことでした。ただ、実績が多いだけが今回依頼した理由ではありません。豊富な実績に加え、主に次の4つの対応がよかったからです。

1) 読むだけで不安が解消される、わかりやすいホームページの内容だった
⇒ほとんどの不安は、ホームページを読むだけで解消していきました。問い合わせしたいくつかの行政書士からは、「一度、お越しください」と来所を勧めるところもありましたが、ホームページを読むだけで不安が解消される、知識が増えたのは、柏崎法務事務所だけでした。


2) 追加作業が発生しても、追加料金は請求されなかった
⇒ビザ発給に想定外の手続きが発生したようでした。おそらく、当初見積もっていた作業量を超えたと思います。それでも、追加料金の話は一切出てこない。不安に思ったので思わず私から、「それでも、この料金でいいんですか?」と聞いてしまいました。
行政書士を選ぶ際に、数社に問い合わせをしていたので、自分なりの相場観はあったつもりです。その相場よりも少し安いかな、という料金にもかかわらず、追加料金も発生しない。なんて良心的なんだと思いましたね。


3) 早朝7時でも、電話対応を申し出てくれた
⇒ジェームスが入国する時間が早朝7時だったのですが、入国審査でトラブルが起きないとも限らない。すると「困ったことがあったら、いつでも携帯電話に連絡をください」と言ってくれました。心配していたトラブルはなく、実際に電話をかけることはありませんでしたが、そこまで配慮してくれたことに驚きましたし、心強かったですよね。


4) 対応が早い
⇒なにより、回答が早い。メールでも電話でも、対応が早い。だから、話がどんどん進むのです。
もっともわかりやすいのは、はじめての問い合わせへの回答です。ネット検索後、一斉にいくつかの行政書士に問い合わせをしましたが、もっとも早く回答が来たのが、柏崎法務事務所でした。その日のうちに、何度かメールのやりとりができたので、具体的な問題がどんどん解決していきました。
ところが他の事務所からの回答は、翌日。中には、翌々日に回答が来たところもありました。もうそのときは、柏崎法務事務所と3つ目、4つ目の話に進んでいる。事実上、依頼先は決まったようなものです。メールの段階で、すでに論点と価格と流れがほぼ共有されていましたから。
「ベンチャーはスピードが命」といいましたが、まさにその波長がぴったり合ったのだと思います。


― 経験豊かなビザの専門家を中心とした、3名1組体制での対応

柏崎)
当事務所には、ビザの専門家がおります。過去10年間で600件の実績がありますので、さまざまなケースに対応することができます。WHILL様についても、「2期目」「売上ゼロ」「米国本社との関係」など、珍しいケースでしたが、積み重ねた過去の実績・経験と専門家の分析・判断により、入国管理局も理解・納得してくれました。

また、当事務所ではヌケモレなく、スピーディーな実務ができるよう1案件を3名で対応しています。行政書士の8割が「ひとり事務所」といわれる中で、このような体制は珍しいのではないかと思います。メールの確認や書類作成も、常に3人の目でチェックしていますので、精密さ・正確さに加え、納品スピードを向上できていると考えています。

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■ 「売上げゼロ」「米国で資金調達」でも、技術ビザが取れた!




― 入国管理局からは、ペーパーカンパニーに疑われていた


柏崎)
ジェームス様の学歴や専攻、就労内容との関連性基準には問題がありませんでしたが、唯一最大の問題が、WHILL様に売上実績がなかったことです。


福岡様)
ファンドレイジング等で集めた資金を開発費に充てて事業展開しているのが、スタートアップですから、販売実績はなくとも、キャッシュがあるのはよくあること。

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それに当社は、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの助成金も受けているベンチャー企業で、経産省からお墨付きがあると思っていたのですが、日本の入国管理局では理解しにくいようでした。


柏崎)
言い方は悪いですが、入国管理局からはいわゆるペーパーカンパニーと疑われていたようです。

第一期の決算書の売上が、ほぼゼロ。これでは疑うなというほうが難しい決算書です。入国管理局としては、「売上がなくて、事業が続けられるのか?」という疑問があったのだと思います。ですから、それを納得してもらえるような立証をすれば良いと判断し、「安定的に事業継続できることを、どう立証するか」を中心とした対策を練りました。

WHILL様のケースでは、ベンチャーキャピタルからの投資の詳細や売上予算書等での立証に加え、国内最大手の通信会社と合同で展示会へ出展したことや国内外からの注目度の高さを明確に伝え、今後の売上見込の裏付けとしました。

事実、入国管理局が確認したかった内容に沿っていたようで、手続きも滞りなく進み、無事ビザが下りました。



― 柏崎法務事務所は、ジェームスの恩人です



福岡様)
メールでのやりとりで感じた印象が、最後まで続いていましたね。誠実で素早い対応。立ち上げ二期目のベンチャー企業で売上げゼロ。しかも、米国で資金調達しているのですから、簡単な案件ではなかったと思います。しかし、大きな問題もなくジェームスの技術ビザを発給してくれました。いま、ジェームスが日本で働けているのも、柏崎さんのおかげです。ジェームスの恩人ですよ。


ジェームス様)
ありがとうございます!


福岡様)
ジェームスのビザの件では、難しい内容にも関わらず、ほんとうにお世話になりました。今回の取材も、お礼というカタチで受けさせていただいたと思っています。できれば、当社のビザ取得は一括して柏崎さんにお願いしたいと思っていますので、引き続き、よろしくお願いします。


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社名 ウィール(WHILL Inc.)
設立 2012年5月
事業内容 次世代パーソナルモビリティ「WHILL」の開発・販売
代表 杉江 理様
所在地
日本本社
〒194-0022 東京都町田市森野3-18-17 WING森野105
アメリカ本社
Tech Shop 345 Shoreway Road, San Carlos, 94070. California
URL https://whill.jp/

福岡様、ジェームス様、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。

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